俳優学校、観客・・・問題点は?

 2008-01-31
 先日の記事で紹介した『Variety Japan』のこちらの記事、特に俳優、俳優志望の人には見てもらいたい。
 まず俳優学校。これは日本にも存在し、英語と演技の両方を指導するところもありました。去年の夏まで俺が在籍していた団体もそうです。他にもアメリカやイギリスなどで俳優の教育や育成について学び日本で俳優のトレーニングをしているところは数多くあります。
 しかし、俺の意見としては、まず一つ、外国で生まれて発展してきた俳優のトレーニング方法等を日本に持ち帰ってくる人が、キチンと正しく理解して完全に消化しているか?という事があると思う。実際、間違った解釈や方法でレッスン生を指導しているところもかなりあります。その中にはいかがわしいものもあったりします。そしてそれらは、無意味ならまだしも、俳優にとって害悪になってしまいます。人間の修正として、白紙の状態から一番最初に仕入れた情報(理論や方法)は無意識にそれが正しいのだと思ってしまいやすいものです。そして自分が間違っていることにも気が付かなかったりします(経験者は語る `o';)。
 また、指導する方のレベルの問題、指導を受ける側の素材としての問題もあります。俳優になりたいと言って日本ではおなじみの『養成所』という機関に多くの人が行きますが、精神的に自立できていなかったり、心のバランスが崩れていたり、また「ちょっとやってみようかな」という動機の浅いものだったりと言う人が沢山います。そして悲しいことに、「養成所」という機関がそれを抱える事務所の収入源として存在していたりもします。俺からみるとそういった養成所は俳優や歌手などを養成するというよりも、良い新人を獲得する為の事務所の網というイメージです。
 俳優の訓練と言うのは、専門的な訓練です。舞台の上で、カメラの前で、キャラクターの人生の1カットをそこに創造するにはそれなりの知識と訓練と経験が必要です。「下手な演技経験者を使うなら、素人の方が使いやすい」と言うことが日本では言われたりもしますが、これは俳優にとっては(少なくとも俺には)屈辱です。ここに俳優と言う職業の層の薄さが露呈しています。
 それから観客の問題。「〜が出ているから」ということでドラマ、映画、舞台を観るのは分かるけれど、それだけで喜んでいては何も観ていないのと同じです。それでは作る側も観客も成長が無い。面白いものなら何が良かったのか、面白くなければそれはどうしてなのか、観客側も確かな目を持つべきだと思います。そうでなければ文化は育たないと思います。下手な芝居、下手な歌は一発でわかるはずなのに、それを問題にもせずにいるところは問題です。仮に本当に良い作品があって、それを受け取ってくれる人が居なかったら想像すると、これは悲しいです。

 どちらのことも根本にあるのは、現代日本人の多くの問題と非常に密接なつながりを持っていると思います。心のバランスを失い、精神が成長せず、幼稚なまま大人になってしまった人たちが多くいることの表れではないでしょうか・・・。
 

役者?

 2008-01-29
 友人との電話で共通の知人の話題になったのですが、憤慨です。

 その共通の知人(Aさんとします)は昨年の秋の終わりに映画で小さな役が決まったそうなのですが、撮影当日、なんと寝坊して遅刻・・・では無く現場をぶっ飛ばした(行かなかった)そうです。
 
 もしこの話を俺が本人から聞いていたら間違いなく激怒してAさんに怒涛のごとくの説教をしています。
 どんな理由があろうと遅刻は厳禁。これは鉄則です。ましてやAさんは前日にお酒を飲んでいたとのこと。それで寝坊してなんて以ての外です。
 責任を放棄した行動によって、どれだけの人が迷惑を被ることか。Aさんに役を付けてくれたキャスティングディレクターさん、またAさんを紹介してくれたマネージャーさんの顔は丸潰れです。
 恐らく遅刻したことを現場で怒られるのが怖くて行けなかったんだと思いますが、そんな子供みたいなことでどうするんでしょうか?いや、子供だって「遅れてごめんなさい」くらいちゃんと言えます!ハッキリ言って子供以下です!
 Aさん曰く「自分は誰よりも役者・芝居のことを考えている」と語っているそうですが、冗談じゃない!撮影当日に現場を飛ばすなんて映画に対して芝居に対して少しでも愛情ある者からすれば全く考えられない。しかもその後マネージャーさんやキャスティングディレクターさんには自分から連絡も入れず、また向こうからも入らずということらしいのですが、それをAさんは「多分大丈夫なんじゃないかな」といったそうですが、それは先方に切られたということです。あえて言うなら「もう一切関わらないから大丈夫」ということです。
 現場を大切にせず、仕事を大切にせず、人を大切にせず、一体何が出来るというのでしょうか?一つの映画のある役の候補になる役者がどれだけいるのか、その人たちがどんな思いで「出演」のチャンスを待っているか、作品がどれだけの人の想い(もちろん時間やお金や労力も)の上に成り立っているか、よくよく知らなければいけません。仮に知らなかったとしても想像しなければなりません。
 俺はこういう人は役者とは呼びません。絶対に。
 こういう、人間として最低限のことが出来ないのに『役者』何ていう人が多いから役者という職業自体が低く見られてしまうことにもなるんです。演技云々、役者云々言う以前の問題です。

 映画を、舞台を、芝居を愛してこそ、そしてそこに人生を捧げてこそ役者です。他の職業においてもそれは一緒だと思います。それが無いから何者にもなれないんです。何も出来ないんです。技量的な問題は愛情と情熱があれば時間はかかってもある程度までは行けると信じていますが、このあたりのメンタリティーな部分はいくら言っても自分で気が付かないことにはどうにもなりません。
 俺はこういう人たちが「役者です」「俳優です」と言うのを想像するだけでムカムカします!
 

SAGA

 2008-01-29
Screen Actors Guild Awards
アメリカの映画俳優協会が、俳優とその演技に対して贈る賞です。
沢山の素晴らしい俳優・女優がノミネートされています。俺の好きな俳優も何人も^^;
中でもサム・シェパードを久しぶりに観られたのは嬉しかったです(写真だけですが)。
彼は劇作家でもあり、幾つかの作品は日本語に翻訳もされ、去年はそのうちの一つ『Fool for Love』がパルコ劇場で上演されました。数年前には『True West』もキャストがジャニーズの方たちでしたが上演されました。

日本にはあまり知られていない『Screen Actors Guild Awards』ですが、俺はアカデミー賞と同じように日本でも観たい。仮にノミネートされた作品を観たことが無くても作品の紹介VTRや受賞者のコメントを聞いているとそれだけで「観てみたい」と思えます。
アメリカの映画に限らず日本に入ってくる映画は、買い付けに行った人が買ってきたものだけです。しかしそれ以外にもいい作品というのは沢山あるはずなんです。だから賞をとった後で買い付け、上映となる作品がけっこうあったりするんですが。

外国映画の買い付けの方々、いい作品をもっと日本に紹介していただきたい!!

観劇 DAY

 2008-01-27
今日は2本の芝居を観て来ました。
劇団SKグループ「Boma Ye」
こちらは札幌の劇団でした。北海道出身で在りながら、北海道の劇団の芝居を見たことのなかった俺なので、どんな芝居を見せてくれるのかと思い、楽しみにしていきました。感想としては・・・もっと頑張って欲しい。テーマもストーリーも悪くは無いのですが、如何せん役者のパワーがもっと欲しい。芝居のつくりをもっと精密にしてもらいたい。作品として何を伝えたいのかをもっと明確にして欲しかった。
劇団たいしゅう小説家 『SOUJI』
こちらは知り合いが出ていたので観に行きました。イケメン君達の出演もあって客席は満員。俺は会場につくのが遅れてしまったため半分ほどしか観れなかった。
感想は・・・作り方(ストーリー的、制作的にも)は上手いと思うけれど、やはりタレントさんや芸人さん、俳優ではない人たちの芝居というのは辛いものがある。一生懸命やっているのは分かるけれど・・・。逆にいうと、そういった人たちが舞台に参加することにより企画が成立し、モノが作られていく、作品の質のことはどこかに置き忘れられてしまっている、という悲しい現状である。もちろん人前に出すものなので最低限のラインは作るのだろうけれど、その基準はどこにあるのかということが問題だと思う。俺の知り合いの役者はそんな中で頑張っていた。

 俺は舞台も映像も(それに限らずですが)、「世界の基準」を基準として考え、作っていくべきだと思う。何を作るにしても、世界中のどこに出しても通用するレベルを当たり前とするべきだと思う。今現在売れていようがいまいが、お金があろうがなかろうが、そんなことは関係ない。たとえ規模の小さなカンパニーや映像の製作だろうが、基準を落とす必要は無い。お金がないならそれなりのやり方もあるはず。
 ハリウッドで活躍するロバート・ロドリゲス監督は、インディーズの超低予算(100万円以下)で「エル・マリアッチ」という映画を作り、これが後にハリウッド映画の「デスペラード」としてリメイクされた。良いものをつくるという本物の情熱があればやって出来ないことはないはず。仮にお金(製作費)が少ないならそれなりのやり方がある。人間には知恵と想像力と創造力があるんですから。

ハリウッド俳優の一言

 2008-01-24
 俺は、現在活躍している人のインタヴューやコメントを読んだりするのが大好きです。そしてまたそれは必要なことだとも思います。
こちらには渡辺謙さんやマシ・オカさんのコメントが載っています。小山田真くん(映画「ラスト・サムライ」で渡辺謙さんの息子役を演じた俳優さん)のコメントもこれから載るようです。
 渡辺謙さんは、日本で自分のポジションを確立してからハリウッドへ。
 マシ・オカさんは、幼少の頃にアメリカへ。
 小山田真君は高校卒業後すぐにハリウッドへ。
三者三様の歩みでハリウッドでの成功を手に入れました。
 本やインタヴューにしても、彼らの生の意見に触れられることはとても嬉しいことです。そこから多くを発見できるし、自分の目標とする場所にいるひとが持っているものや考えていることを知ることが出来る。
 日本のテレビ番組なんかでもいくつはあるけれど、もっとそういう番組を作ってくれたら良いのに・・・。

CHAIN MAIL

 2008-01-22
 友達から、「このメールを幸せになって欲しい〜人に送ると願いがかなう」など、画像付きのメールが送られて来たことはありませんか?俺は「不幸のメール」でなく、「幸せを届けるメール」ならば喜んで受け取り次の人に回します。
 しかし受け取る人にもいろいろと受け取り方があり、当然ながら自分と同じ価値観や見解を持っている訳ではないので色々な反応があります。
 俺がこういうメールをもらった時に一番最初に感じることは、『幸せになってもらいたいと思ってくれてる人がいるんだ』ということです。自分に送ってくれた人は、『幸せになって欲しい人』を考えた時に自分のことをを思い起こしてくれたんです。それはすごくありがたいことだし、素敵なことだと思います。
 
実際自分の夢をかなえるには、それ相応のことをしなければなりません。ただ待っていたって何もおこりません。何かやりたいことがあるなら、情報を集め、そこに行き、実際に自分で欲しいものに触れる(やる)、それを自分のものにするんです。常に自分のレベルを引き上げる為の日々の生活が大切です。
 そしてまた、『自分が何を求めているか』によって出会えるものや人も変わってくると思います。出会う形や生まれる関係も違ってくると思います。
 だから日々自分で自分を成長させる為に、刺激を与えて、より良いものに触れ、感覚も感性も知識も技術も向上させていくことが不可欠だと思うのです。

 『幸せをつなげるチェーンメール』から、俺は映画の『ペイ・フォワード』を連想します。「世界を平和にする為に、幸せにする為にはどうしたらいいか?何が出来るか?」をテーマにした映画でとても胸を打たれます。
「自分が誰かの善意を受け取ったら、次にはそれを誰か他の3人に渡してあげる」
このことが、自分と自分に関わる人、社会を変えていき、それは大して時間もかからずに世界中に広がる・・・。
 ほんの少し、考え方、行動を変えるだけで、大切なことに気がつけるんですよね。
 そういう心のつながりを、心の糧を、俺は俳優という仕事を通して発信していきたいです。

凄い宣伝・・・パフォーマンス・・・?

 2008-01-20
 今日、地下鉄千代田線の湯島駅からの帰りの車中でのこと。俺は結構な集中力で本を読んでいました。たしか赤坂駅だったと思う。停車して、乗客が乗り降りして発車後すぐに一人の女性の声が響いてきた。また大声で電話で話す声かと思ったものの、電話とは声の方向が違う。まして地下鉄なので電車が走り出すと電波は切れる。女性の声は、
 「私、53歳で広島から出てきて、演歌歌手になれるかもしれないんです。」
 「歌もすごく良い歌で、ぜひ皆さんに聞いて欲しくて、覚えて欲しいんです。」
 声の方を見ると、彼女は俺の方には背を向けて、スピーチしていました。それ程混んでない地下鉄の車内で間もなく彼女のささやかなパフォーマンス(?)が始まりました。彼女は自分の歌をみんなに紹介するように、また、一緒に歌って欲しいという気持ちで歌いかけていました。
 俺は彼女の背中越しに聞こえてくる彼女の歌声を聞きながらいろいろ想像しました。
 「ホントに演歌歌手になれるのか?」「誰かに騙されてるんじゃないか?」
 「なんで夜の地下鉄の車内で歌うんだろう?」「でも確かにこんな風に彼女に遭遇したら衝撃だなぁ。」
 「何とか宣伝しようと必死になってのことなんだろうか?」「それにしては声が弱いな。」「でも幸せそうな声ではあるな・・・」
 「終点まで乗って歌ってるんだろうか?」
 彼女の背中の向こうには乗客たちの顔があった。優しいまなざしも幾つかは見られたものの、大半は無視。というか、どう反応していいか分からない、対応に困ってるといったものだった。
 程なく彼女の歌が止み、次に聞こえてきたセリフは、
 「歌詞、忘れちゃった。」
 それから彼女は喜びに溢れた声で、応援して欲しいというメッセージを残し、次の駅で降りて行った。再び乗客の乗り降りがあり、車内は何事も無かったかのようにごくありきたりの地下鉄風景に戻った。

 どうせ人前でやるならちゃんとしたことをやればいいのに。
 
 彼女がどんな理由で地下鉄で歌ったのかはわからない。けれど人に歌を聞いてもらいたかったら、自分の歌を覚えて欲しかったら、それ相応の力がなければいけない。
 そして地下鉄の車内で歌うというのは、ちょっと反則的だと思う。聞かされる側としては逃げ場が無い。
 歌手というならそう言うに足るだけの力を持たなければいけない。
 気持ちだけでは何も伝わらないです。

俳優修行

 2008-01-18
『俳優修行』 スタニスラフスキー著  山田 肇 訳

 この本、いつか読もうと思って10年以上の時が経って、やっと読めました。
 二十歳になる前に、アメリカの俳優達がどんな訓練をしているのかを知り、「メソード」という言葉を知り、本も幾つか読んではいた。アメリカ映画に登場してくる俳優達のような演技はどうやって生まれてくるのか、どうしたら自分もそれが出来るのかと思い調べていくと『アクターズスタジオ』『スタニスラフスキー・システム』『リー・ストラスバーグ』・・・という言葉にぶつかる。しかし理論やエクササイズを紹介する本があっても、自分で試したところでよく分からず、結局俺自身が混乱しかねないと思い始め、こういった本を読むのをしばらく避けてしまっていました。気が付くとあれから10年以上経っていました。
 結果としては、今読んで良かったのではないかと思います。自分自身がやってきたことのルーツがこの本にはあり、今現在の自分のやってきたことや演劇・演技に対する考え方など、改めて消化しなおす大きな助けにもなりました。
 「メソード」というと、聞いただけで批判する人もいます。そして実際日本にあるメソード系のスタジオのなかには間違ったことをやっているところも多くあるようです。
 俺がこの本を「もう、今なら読んでも大丈夫だろう」と思えたのは、自分の間違いに気が付くことが出来たからです。それは“方法論や技術に振り回されてしまっていた”ということでした。
 どんなに素晴らしいモノがあっても、自分がそれを使うことが出来なければ全く意味が無いどころか、かえって害悪になってしまいます。方法論や技術にこだわるあまり、全体が見えなくなったり、本来やるべき仕事(何を求められているか)を見失ったりもしてしまうこともあります。それは非常に不幸だと思います。俳優の仕事は非常に繊細であるために、まずは健全な考え方、精神、肉体、そして訓練、仕事が必要であると考えます。物事をちゃんとした目で見て「それが何であるか」を正しく捉えることは本当に大切だと思います。
 この本、何度か改訳されているものの、原本は1930年代後半に書かれたものです。古いです。さすがに70年ほど前の本になると、使っている言葉にも時代を感じます。

iKnow

 2008-01-16
最近始めた英語学習エンジンです。無料です。



俺は初級から始めてますが、なかなか面白いです。
特に単語を紹介(学習)する為に一つの単語(フレーズ)に写真が一緒に出てくるのですが、その写真が気に入ってます。「なるほど」と思えるものや、思わず吹き出してしまうような写真があったりで楽しいです。

越後で候

 2008-01-14
 正月の親戚からのいただきもの、『八海山 しぼりたて原酒 「越後で候」』。
 やっと一升飲み終りました。さすがに美味しかった^o^
 聞くところよると、このお酒はほとんど出回らずに蔵元の親戚かそれに近い人でなければ手に入れるのは難しいそうです。八海山といえば有名なお酒だし色々とランクもあるけれど、俺もこのお酒は存在すら知りませんでした。確かに酒屋やデパートなんかに行っても見たことのないものでした。
 飲んでみると・・・凄い酒です。日本酒は普段飲むことが少なかった俺ですが、一口で、良い酒だと感じることができました。柔らかくしっかりした口当たりが心地よく、味も口の中に自然にいっぱいに広がる。安酒のもっている嫌味な味や匂いは一欠けらもありません。
 良い水と良い米、そして職人さんの魂の込められた仕事を想像させてくれます。そのイメージと共にこのお酒を飲むと・・・幸せですね。一口、また一口と飲むごとにそれを感じます。
 『良いものに触れ、感じ、味わう』ことの素晴らしさを実感した最近の一番身近な体験でした^^v

 2008-01-13
 昨日は昔お世話になった方、そしてその頃の先輩の方たちと一席囲む機会がありました。
15年程お会いしてなかった方もいらっしゃいましたが、僕のことを覚えていてくださっていたようでした。
 僕を入れて4人の席でしたが全員俳優として自分のスタンスをしっかりと持ち、先輩の二人は劇団の主宰でもあり、話は演劇論、演技論、これから進む方向性、やっていきたいこと、それを可能にするには・・・となかなか盛り上がっていました。
 昔話に華を咲かせるというのではなく、話題は常に前に進むにはどうしたらいいのか、何が出来るのか、ということ。昨日の席にいた人で、“立ち止まっている人”は誰もいません。それぞれが自分の道を進んでいます。もちろん俺も含めて^^v
 現在の状況からどのようにしてステップアップしていくか?これは常に考え、一つ一つ行動に移しているところではあるけれど、やはり人にはそれぞれの考え方や特性があります。自分と違う考え方や意見に触れて、それを受け入れることが出来ると、それだけ幅も広がると思います。人に会い、コミュニケーションをとることで、自分がどれだけ成長できているか確かめることも出来ると思います。そして自分の目指すところもハッキリしてきたりもする。

思考と感情の振幅

 2008-01-11
 しばらくブログを更新せずにいました。特に理由があったというよりも、気が付いたら日がたってしまっていて・・・という感じでした。
 何だか変な感じですが充実していると感じる時は、一日が“濃く”感じるのと同時に自分で思うよりも、日が経っていなかったりもします。おかげで曜日感覚もあまり明確ではない感じです。
 
 俺は自分が「芝居」というもの、「俳優」という職業について、何故自分はこの道を選んだのか?この道において何をしたいのか?ということを定期的に考えます。壁にぶつかったりしたときなんかは特に。
 色んな理由で芝居がしたい人、舞台に立ちたい人がいます。そこには、喜びや感動を発信したい人、それを沢山の人と共有したい人、自分を表現したい人、単純に芝居が好きな人、有名になりたい人、もてたい人、稼ぎたい人・・・いろいろいます。純粋な人もそうではない人もいます。
 はたして俺は何故この道を歩むのか・・・?それは考えているだけで答えの出るものではなく、ひたすら舞台や映像の仕事をこなしていれば分かるものでもないと思います。
 自分が俳優という道を選んだ答えの要素はいくつもありますが、それを簡潔に一言で表そうとすると、上手く言葉では表現できない感じです。もしかしたら自分の成長度によって変わって(進化して)いくものなのかもしれないとも思う。

 しかし何にしても、毎日“発見”があるのは楽しい。踏み出せなかった一歩が踏み出せたり、今まで知らなかった自分の一面を知ること出来たり・・・ほんの小さなことでも俺の感情は大きく動きます。

明日のために・・・

 2008-01-05
 知り合いの役者さんたちから公演案内のDMも何通か届きました。みんな頑張っていて、これは俺にとってすごく刺激になります (^o-)|
 俺はといえば、次の出演予定はこれから決めるところ (^^;) ですが、今はひたすら自分の仕事(演じることについての解釈や取り組み方、役者としての在り方や技術的な面など)についての研究に没頭しています。
 この数日間は俺にとって貴重な時間でした(まだ続きますが)。一つ一つの仕事をまた別の角度からも見直して、未来に向けての準備作業です。いつでも発進してその時にはトップスピードで走る為にメンテナンスをキッチリしておきます。
 稽古や本番、オーディションがない時は「休み」ではなく、その時こそレベルアップの為の個人作業の時間と考えます。何かが決まってから動くのでは遅いと思うし、それでは望ましい発展はないと思う。常に「次」、「その先」を見据えて準備していてこそ行きたいところに進んで行けると思う。

 去年は2本の作品に出演したことで、それまでの自分から脱皮するキッカケをもらいました。今年はさらに自分を練り直してレベルアップ、役者としての品質向上をしていきます。

A HAPPY NEW YEAR

 2008-01-02
 明けまして、おめでとうございます^^v

 昨日の元旦は映画の日ということもあり、映画館をはしごしてきました。

新宿の歌舞伎町で「ミッドナイト イーグル」、同じく新宿でバルト9にて「アイ・アム・レジェンド」、そしてその近所の新宿ガーデンシネマで「PAN’S LABYRINTH」。

一番面白かったのは、「PAN’S LIBYRINTH」。さすがにアカデミー賞6部門ノミネート、3部門受賞の映画です。ストーリーの中で、現実の世界と幻想の世界が対照的に描かれ、それがまたお互いを引き立てていてる。そしてそれをつなぐ少女がまた見事です。
CGの使い方も上手く、嫌味がありませんでした。
ストーリーもただの御伽噺ではなく、しっかりと大切なメッセージを残してくれます。少女が主人公で妖精が出てきたりとはいえ、決して子供向けの作りではなく、大人にこそ是非とも観て欲しい作品です。

日本、アメリカ、スペインと3カ国の映画を1日の内に見ると、やっぱり国柄というか、作品のカラーがハッキリと分かりますね。何を一番大切にしているのかが良くわかります。まあ、1本ずつ観たからといってそれを論じるのもちょっと違いますけど。


さて、今年は今年で目標を達成するべく環境を整備し日々をより大切にいきます。いつもブログを読んで下さっている皆様、本年も宜しくお願い申し上げます!!
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