Eveのエピソード^^
2007-10-30
稽古中から、俺はものすごく汗をかいていました。他のみんなはそれ程でもないのに俺一人だけはダラダラと汗が止まりませんでした。明らかに一人だけ季節感が『真夏』。物語は『秋』の設定なのに^^;
みんなからは、「何でそんなに汗かくんですか?」「Tシャツ絞れそうじゃないですか」などと言われていました。
しかし劇場に入り、2日めのソワレあたりから、ある男性キャストから・・・、
「岡さん、汗が凄く出るんですけど、どうしてでしょう?」
その現象は段々と他の男性キャストにも波及し、
「すげー汗が出るんだけど・・・」
「俺も。やたら汗かくなぁ」
との声が聞こえるようになりました。原因は不明でした。
芝居をすると汗をかく。
このあまり嬉しくない現象は、何が伝染したのか?
それは『岡izm(イズム)』と呼ばれました。
まあ、代謝が良くなって健康的だということで・・・^^;。
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無事に閉幕
2007-10-29
Eve〜秋桜の便り〜おかげさまをもちまして、無事に幕を下ろすことが出来ました。
関係者の皆様、共演してくださった皆様、そして何より劇場に足を運んでくださった沢山の皆様に感謝致しております。
本当にありがとうございました。
稽古〜本番と本当に色々なことがあり、汗と涙と笑いに溢れた現場でした。
若い新人の役者からは初心を思い出させてもらい、新鮮な刺激をうけ、先輩方からは自分に足りないものを目の前で教わりました。
これからさらに精進して、より良い作品作りに参加していきます^^。
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公演最終日
2007-10-28
今日、千秋楽を迎えます。昨日、一昨日は折悪しく雨だったにも関わらず、沢山の方々が劇場に訪れてくださり、本当に感謝してます。
作品の制作、創作にあたっては、大なり小なり、予想内予想外も含め、アクシデントや障害と言ったものは何らかの形であったりするものです。
そしてそれは乗り越えるためにあるのだと考えます。
今回の公演は俺にとって大きな意味のある公演です。
舞台に立ち、お客様の目の前で演じる。
そこに小手先のものは通用しません。ウソは見抜かれます。
心が無ければ何も伝わらない。
この数日、激動の数日でした。
残りの公演、最終日のマチネ・ソワレ。観に来てくださるお客様の為に、全力を以って舞台に上がります。
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愛情あるつながり
2007-10-26
連日、今までお世話になった方、いつも応援してくれている方、以前共演させてもらった方・・・沢山の方が劇場に足を運んでくれています。終演後に頂くコメントも嬉しいものから厳しいものまでいろいろです。厳しいコメントはやはり、ストレートに受け入れるのが辛かったりもする。
しかしどんな言葉からも俺は観に来てくれた人の愛情を感じます。もしどうでも良ければ、『ノーコメント』でも良いんですから。
昨日は以前共演させてもらった役者さんと終演後に飲みましたが、これが嬉しかった。
人間とは恐ろしいもので、何かに傾倒し信奉しきってしまっている状態の時は、自分ではそれと気が付かないものです。それが宗教であれ考え方であれ何に寄らず。以前の俺がまさにそうだったし、そういう状態の俺を共演した当時の彼らは確かな目で見ていたそうです。
酒の席で忌憚の無い意見を俺にくれた彼らには感謝です。
また、高校卒業後に一番最初に俺に“芝居”を見せてくれた(教えてくれ、大きな影響を与えてくれた)方も昨日観にきてくれました。役者さんです。本当に久しぶりに俺の芝居を観てくれました。そして貴重な、愛情あるコメントを頂きました。
公演も今日で折り返し。昨日より今日、今日より明日、一つ一つ着実にレベルアップして行こう。
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UP&DOWN
2007-10-25
今日は個人的に感情のUP&DOWNが激しい日でした。今日の公演はマチネ&ソワレ。マチネは初日が明けた次の公演であり、2落ち(2日落ち)と言われる鬼門の回。初日が明けた事によりどうしても無意識に安心してしまい、何かしらアクシデントやトチリが発生しやすい回。俺もやってしまいました。
お客様にご挨拶をし、その後は猛反省・・・。思いっきり自己嫌悪でした。何より観に来ていただいたお客様に申し訳が立ちませんでした。ソワレまでの空き時間は食事とコーヒーと猛反省
でした。こういうときは一気にテンションが下がります。
そして一頻り反省した後は、ソワレで挽回するべく作品の流れ、自分のセリフと芝居、相手役の芝居を自分の中で再チェック。
結果ソワレではマチネの二の舞は踏まずに、逆に今まで見えてなかった部分も新しく発見することが出来ました。これは俺のテンションを大きく上げてくれました。
つくづく俳優と言う仕事の奥深さを感じました。
まさしく一喜一憂でした。仕事の質の振幅の差の怖さを感じました。
しかし俺にとって今日良かったのは、自分の仕事にブレが出てしまった時に自分で修正することが出来たこと。これは大きな収穫でした。
おかげで千秋楽まで、自分で自分を成長させる為に必要なものをハッキリと確認できました。
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祝!初日!
2007-10-24
『Eve〜秋桜の便り〜』、本日無事に初日を迎えることができました!!ご来場くださった沢山の皆様、本当にありがとうございました。
いつもお世話になっている「Msquare’s company 森脇様」からは、素敵なお花も頂きました。

沢山の方々の支えがあって、幕を開けることができました。本当に感謝で一杯です。
今日の初日の芝居で、精神的そして技術的な“自分の現在地”がよりハッキリと見え、レベルアップの為に何をしなければもクリアになりました。ここからは本番を通して着実に一回一回の公演ごとに成長していき、確実にクリティを高めていきます。
本日いらしてくださった皆様、本当にありがとうございました。
これから観に来ていただける皆様、どうぞご期待くださいませ^^v。
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劇場入り!!
2007-10-23
今日は待ちに待った劇場入り^^v午前中に集合し、美術や道具、機材の搬入作業。その後仕込みに入りました。
劇場と言うのは、俺にとって最もワクワクする場所です。そのワクワク度も『これから自分がこの舞台に立つんだ』と思うと、もう最高潮です。一つ一つ、作業が進んでいき、段々と舞台が出来ていくのがまた楽しい。劇場には独特の匂いと雰囲気があります。木材と各種機材と幕・・・舞台の匂いです。この匂いだけでテンションが上がります。それが俺は大好きです。
照明さん、音響さん、舞台監督さんとそれぞれが仕事を進める中、満員のお客さんをイメージし、その前で演じる俺達の姿をイメージし、終演後のお客さんの笑顔をイメージしながら仕事をする。全ては終演後のお客様の笑顔の為にある。
後は明日の場当たりとゲネプロを終えたら夜には本番です。
いよいよ始まります^^v
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固めの杯
2007-10-22
今日は稽古納め。最後の稽古を終え、後は明日から劇場に入っての準備になります。という事で、今日は稽古打ち上げがありました。
いよいよ本番に臨む為の固めの杯です。
みんなテンションも高く、話は色々な話題に及び、尽きることがありませんでした。
全員、一緒に作品作りに取り組んできた仲間です。ここでもう一つ、そのつながりを深められたと思います。
舞台というのは怖いもので、一体感の無いカンパニーはその空気が舞台上にハッキリと現れます。特に小劇場の場合はどんなにストーリーが面白くても、一体感の無さが致命的な傷になる。
今回のカンパニーは、出演者がみんな温かく、空気も良いです。今ある一体感をさらに濃くして、本番を一回一回重ねるごとに成長していくことが大切です。
あとは劇場でお客様をお迎えして、楽しんでいただくこと。そして俺達も一緒に楽しむこと。
本番が待ち遠しい^^v
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ワクワク・ドキドキ・・・
2007-10-21
舞台初日まであと3日。稽古は明日のみ。あと1回だけ。観に来てくれる沢山の方々からも、多くの応援のメッセージを頂いており、本当に力強いパワーをもらっています。
今回のカンパニーは、ベテランの方も初舞台の方もいますが、そのみんなから学ぶことが沢山あります。
俺はここにきて、ようやく『自分で作るべき仕事の流れ』が見えました。
俳優の仕事・・・役作りや演じることの方法論や作業の進め方はみんなそれぞれ自分のモノを持っています。もちろん根本や絶対必要な要素は変わらないけれど、みんな自分の仕事のやり方を持っているはず。
俺は今回の舞台で『演じることの解釈と感覚のステップアップ』『自分の仕事の進め方のべース作り』を自分の課題としていた。この二つの課題の稽古段階における作業はほぼ出来たと思う。後は最終稽古で仕上げるだけ。その後は本番に入ってからの仕事になる。
これは、自分の仕事が未完成のまま舞台に上がるということではない。舞台に載せる作品、芝居はもちろん自信をもってお客さんに提供できるものであることは当たり前のこと。
稽古場では稽古場での仕事があり、本番では本番の仕事がある。
日々の中で、毎日新しい何かを感じ、気付き、自分の栄養として消化して自分のモノにしていく。そして新しい自分に出会う。自信を得ると同時に謙虚になる。
発見がある毎日は本当に楽しい。ワクワク・ドキドキしっぱなしになる。
遠慮することは何も無い。思いっきり楽しませてもらい、お客さんに楽しんでもらおう。
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動物と植物展
2007-10-20
お知らせです。友達のイラストレーター、ハラ アツシさんが代官山で作品の展示をします。
2007年10月23日(火)〜11月4日(日) 11:00〜19:00 月曜日定休
『動物と植物展』 Cushu cusyuにて
彼の作品は温かみがあって好きです。俺は公演が終ってからゆっくりと観に行こうと思っています。
お近くにお越しの際は、是非お立ちよりくださいね^^v
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小屋入りの前に
2007-10-20
昨日は稽古後にカンパニーの数人と居酒屋さんへ行きました。短い時間でしたが、何杯かのビールを煽りながら、俺にとっては非常に良い時間になりました。
もう芝居も固めに入っています。後は今ある形の中身をより充実させて劇場に乗り込む・・・というところです。
そして、小屋入り(劇場に入る)前に俺はもう一つやりたいことがある。
それはキャスト全員でもう一つ心の深いところで繋がり、モチベーションのレベルを揃えること。魂の芝居を作り上げること。
稽古中にも20代の役者から相談などを受けることもあり、そういった役者達何人かにも昨日は言ったが、『魂を込めて芝居する』ということ。
はっきり言って『芝居をする』のは誰でも出来る。しかしそれで人に何かを伝えたり、感動してもらうことはそう簡単なことじゃない。だからこそそれを職業にしていける人は業界においても一握りと言うことになるのだと思う。
だけど逆に言えば、『その力があれば道は開ける、未来が見える』と言うことにもなると思う。
得てして多いのは、『仕事がない』と嘆く役者と役者まがいの人たち。しかし彼らは仕事をいくら得ても『何も表現できず、何も伝えられない』と言うことのほうが多いように思う。
仕事をすること、出演とギャラが増えることには関心があっても、その仕事の現場で『何をすべきか』には考えが及ばない役者もいる。そしてそういった人たちの仕事からは何も伝わらない。
セリフが上手く言えれば魂は入れられるのか、キレイに立ち振る舞えれば魂は入れられるのか、ただ演出家の言うことを聞いていれば良いのか・・・。
俺はやはり俳優(表現者)として『自分は何物なのか』『どう在るべきか』『何をするのか』といったことを普段から追い求め、日々自分を磨いていくことが絶対必要不可欠に思う。
それは肩肘張って辛いことも頑張って、と言うことも時には必要だが、それだけではいけない。全てを楽しんで自分の道程を進んでいくべきだ。
今回の舞台、俺にとってはフリーになっての一発目の舞台。特別な舞台です。それだけの想い入れもある。
俺はここから未来を作っていきます^^v
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カウントダウン
2007-10-17
『Eve〜秋桜の便り〜』本番まであと数日。稽古日も数えるほどしかありません。
稽古はもっぱら細かいツメと仕上げに入っています。
本番前のこの時期(直前)は、最も大切な時期です。
疲れがたまってきている。ちょっと気を抜くと稽古にも“慣れ”が出る。
『芝居(役者)は生物(なまもの)』という言葉がありますが、まさにその通りで一回一回を心をこめて、魂で仕事をしなければ観に来てくれるお客さんには何も伝わらない。
本番直前の残りの稽古でどこまでクオリティを高められるかが勝負です。
演出家に言われたことを消化することは最低条件。そこからどこまで作品の質を引き上げられるかが大切です。
昨日より今日、今日より明日と一歩一歩確実に歩を進めていくことが大切です。
作品作りに終わりは無い。どこかで満足した瞬間に成長は止まってしまうと思う。
本番まであと数日、ラストスパート^^v
ご期待くださいませ!!
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仕事
2007-10-17
今日は良い日でした。現状から抜け出し、ステップアップする為に必要なことは何なのかを再確認することができた。
自分自身と向き合い、自分で自分を成長させていこうとする過程で絶対必要なことがある。
自分の現在地(人間的にも仕事の技量的にもあらゆる面で)を認めて受け入れること。そしてそこから前を向いて一歩を踏み出すこと。
頭で理解している人、『そんなことわかってるよ』と言う人は沢山いるかもしれないが、実際やれている人がどれくらいいるだろうか。
自分の現状を打ち破ってレベルを上げていく為には、それまでやってきた自分のやり方(生き方)から脱皮して新しい世界に踏み込むことが必要。
考え方を改め、行動に移し、求める結果を出していく。
自分にとって、今回の舞台はどんな意味があるのか、もう一度自分自身に問い掛けなおして、より心の奥深くで感じよう。
貴重な時間とお金を割いて、期待して足を運んで観に来てくれる沢山の方々に、感動という大きな贈り物をさせてもらうために。
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喜びや楽しさの共有
2007-10-16
舞台は一人では作れません。一人芝居と言うのもありますが、それにしたってスタッフさんや関係者の方々の力が無ければ舞台には上がれない。『自分の好きな芝居』なら役者だけでも作れるけど、『公演を打つ』となるとそうはいかないものです。
特に観てくれるお客さんがいなければどんなに良いものを作っても意味が無い。
どんなジャンルの作品であろうと、観てくれる方々が楽しんでくれること、観終わった後に『観て良かった』と思える作品を作ることが、提供する側の仕事の大前提だと思う。
沢山の人が観てくれる、応援してくれると思うと、作品作りに懸ける情熱もパワーも何倍にもなる。
やるなら上質の作品をお客さんに提供する。観に来てくれる沢山の方々と感動や想い、喜びを分かち合う。そしてそれが次の仕事へのエネルギーにもなる。
そして分かち合うなら、出来るだけ沢山の人達とプラスのエネルギーを共有したほうが楽しい。
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近づく本番
2007-10-15
舞台の初日まで10日を切りました。これから細かいツメの作業と仕上げにかかっていきます。
今日はドレスパレードがあり、キャストはそれぞれ衣裳を試着。俺は第一候補の衣裳で演出の宇治川さんからOKが出たので一安心。これで役のイメージがもう一つかたまりました^^v
普段の生活でも、寝巻きとジーンズとスーツでは気分が全然違うように、役者も衣裳を着るだけで空気が変わります。まあ、役に入るときの一つのスイッチみたいなものです。ただし、普段から着慣れないものはやっぱり身に付かないので、その衣裳が様になるまで着込まないといけないと思いますが。
※かなり前に本か何かで読んだエピソードですが、昔ショーン・コネリーが『007』のジェームス・ボンド役に抜擢された時、彼は水道工事か何かのアルバイトをしていたそうです。役が決まった彼は普段全く着ることが無かったスーツに身体をなじませる為、安いスーツを買って、夜それを着て寝たそうです.。最もリラックスする就寝時を使っての非常に有効な役作りとそれを思い付く柔軟(?)な発想。俺はこのエピソードが大好きです。
時代劇をやる時なんかも、突然着物を着ても似合わない人とか、所作が出来なかったりする人もいます。別に普段から着物を着ろとは言いませんが、研究は必須です。どんな仕事があるか、何が起こるか分からないのが俳優ですから。
いろいろなもの、特に、良いものには沢山触れること、接することは凄く大事です。
衣裳をしっかりと着こなし、自分が使うものをちゃんと扱えることは凄く大事です。
稽古では、毎日新しい発見や生まれてくるものがあります。それらを大事にしてさらに練って仕上げて本番まで持っていきます。
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声のレッスン 3
2007-10-13
今日は稽古がOFFでした。そこでここぞとばかりに、内田先生にレッスンをしていただきました。
前回からかなり時間が開いてしまい、久々のレッスンでしたが、今日は失礼の連続でした(反省しております)。
まずいつもの癖で、遅刻があってはならないと、ちょっと早めに先生のお宅の呼び鈴を鳴らしてしまいました。しかし『音楽の世界では、先生宅にレッスンに伺う時は、時間ピッタリに』というしきたりがあるそうで、いきなり失礼をしてしまいました。先生はお宅には上げてくださったものの、まだ他のレッスン生の方がいらっしゃって、何ともバツが悪い・・・。前回までは予約時間丁度位に伺っていたのですが・・・。
そしてもう一つの失礼は楽譜を忘れてしまったこと。「お前は一体何をしに来たんだぁ!」と怒られても仕方が無いところです。家を出て、先生のお宅に向かう途中で気が付いても、時既に遅し・・・。家で準備していた楽譜のコピーとイタリア声楽曲集は虚しくそのまま置き去りでした・・・。嗚呼、おっちょこちょいな俺。
さて、レッスンはというと、前回、前々会と同様、時間が経つのがアッという間でした。
レッスンに行けない間は教えていただいたことを思い出しながら、自分で練習してはいましたが、やはりそう上手く行くものでもありません(自分・・・不器用ですから --;)。自分でやると言っても限界がありますし、何よりやっていることが『正しく出来ているか』の判断が難しい。
レッスンでは、呼吸と発声と言葉との関係、その使い方など、理論と技術のあらゆる角度からアプローチしてくださいます。声楽の世界ではもしかしたら当たり前なのかもしれないことが、俺にとっては全てが新鮮です。俳優としてのトレーニングはしてきたものの、また別の角度からアプローチすることによって、それまで見えなかったことに気が付いたり、技術的もしくは考え方や解釈といった部分でも、何か引っかかって上手く消化出来なかったことなどが、スムーズに消化できたりもします。
でも何より楽しいのは、“声”を通して本当の自分、新しい自分に出会えることですね。
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汗!
2007-10-12
突然ですが、俺は「汗かき」です。稽古でも当然のごとく沢山汗をかきます。普段、人はどんな瞬間にも何らかの感情があり、行動をしています。それが意識的であれ無意識であれ。
芝居は、感情を自分の意志で体中に走らせ、行動にします。例え外見的には動きが無くても、身体の内側は感情が走り回っていますので、休むことはありません。ですので役者はかなり体力を使います。
顔の表情や声だけでそれらしく見える表現をしたとしても、身体が休んでしまっていては、絶対に違和感が生まれるし、それは「信じられない芝居」になります。
芝居は全身でするものです。
俺は芝居の最中、拭いても拭いても汗が噴出します。持っていく着替えの重さが帰りには「同じ物か?」と思うほど重くなります。
そんなわけで舞台に入ると俺は必ずと言っていいほど痩せます。
でも今回はまだ「やつれてるね」とは言われてません^^v以前はよく言われたりもしましたが。
本番までの稽古日数はあと10日ほど。これからさらに俺の汗の量は増えるでしょう。本番ではさらに増えるでしょう。
芝居って、ダイエットにも良いかも・・・^o^
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36
2007-10-11
『36』。『24』に対抗する番組ではありません。昨日10月10日が誕生日でして、目出度く36になりました。
遠くからも近くからもお祝いのメッセージを頂きました。メッセージをくださった方々、本当にありがとうございましたm(_ _)m
俺の仕事は、普段人が生活する上で必要ではあっても、「それが無いと生きていけない」類いのモノではない。しかし人間がより良く生きていくために、成長する為に、充実した人生をおくる為には絶対必要だと思います。だからこそそれを作る側は常に意味のある良いものを、それに触れた人の人生を変えるほどのパワーを持つ作品を作るべきだ。 社会的意義のある上質の作品を作るべきだ。
そういった意識は作品に関わる全ての人が持っているべきだ。
名作と言われるものは、どんなに時間が経っていようとその魅力を失わない。そしてそこにはいつの時代の人にとっても変わらない共感するテーマがある。逆にそういったものを描けるからこそ『名作』と言われるのかもしれない。
俺も表現者であるからには、俺の仕事は人の記憶に残る作品を作ること。心を揺さぶる作品を作ることである^^v。
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自分の仕事を進める中で
2007-10-10
自分の癖というものは厄介です。俺にもやっぱり癖があり、それは芝居の中で出たり、仕事の仕方に現れたりと気が付けば「あれも、これも」と出てきます。※ここで言う『癖』とは自分にとって楽なパターンを用いることも含みます。
稽古中にも『あッ!』と思うことがよくある。
いつのまにか知らない間に身に付いてしまったモノは中々取れない。
セリフの言い方、目線の使い方、立ち居振舞い、リアクション・・・、やり慣れた芝居をするなら簡単だ。しかしそれで新しい何かを生み出すことは出来ない。
役のイメージを追って全体のバランスを見ながら『自分の仕事』を進めて行く。
日々、楽しい挑戦の繰り返し^^。
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感性・・・気付くこと。
2007-10-08
今回のカンパニー、とても嬉しいことがあります。今稽古場に集まっているみんなが、温かく接してくれること。
これまで関わってきた仕事の中でそれが全く無かった訳ではない。しかしこの夏にフリーになるまでは、一つの団体における自分の役割があって知らず知らず自分で自分を苦しめてしまっていた部分もあった。芝居においても、その他においても。
結果、周囲との溝が出来たりもしたし、葛藤もあった。心を開くことが難しくなり、相手も心を開いてはくれなくなり・・・ということもあった。素直にモノを見る、感じる、受け入れると言うことが難しくなっていった。
そして自分自身を見つめなおしてフリーになり、新しく接する人たちの中でこのカンパニーのみんなと出会えた。
笑わせたり、笑ったり、熱くなって芝居の話もし、そして一緒に舞台をつくる。
みんなの笑顔が俺に元気と勇気を与えてくれてる。そう素直に感じることができる。
そして笑顔をくれるみんなに感謝している。
普段の何気ない日常のなかにある喜びに気付き、それを受け取れるようになること、そして感謝することの大切さをすごく感じます。
こういったことも含めて、舞台を観に来てくれるお客さんに伝えたいことが沢山ある。
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役者の恥
2007-10-08
昨日の稽古で演出の宇治川さんの言った言葉、「セリフを削られると言うのは“役者の恥”ですからね」
全くその通り。
いつも温厚な人柄でパワフルな宇治川さんですが、俺としては久しぶりに彼の厳しい言葉を聞けました。
上演時間の調整や、作品をより良いものにする為の台本の修正はもちろんありますが、それとは別に稽古の中で、「役者がセリフを言えない(芝居が出来ない)為にその部分をカットされる」場合があります。それは紛れも無く役者の恥です。役者の仕事の質が、脚本家の書いた台本、演出家の構想を不本意に変えさせるわけですから。そして役者としては「あなたにはこの仕事を全面的には任せられない」と言われているのと同じです。
定められた稽古期間の中で作品を作り上げ、舞台に載せるのがそこに関わる人の仕事。誰かがそれが出来ない場合は当然その部分の変更、修正が必要になる。
もし作品の品質の向上のための変更であるなら、それがどんなに大変なものでも楽しいと思う。でもそうでない修正、変更はただ疲れるだけだ。そしてそのしわ寄せは必ず誰かが負う事になる。
良い作品を作るには、全員が一体となって同じ方向へ走ること、全体の流れの中で個々が自分の仕事を責任を持って行うことが絶対に必要だと思う。

モノ作りの人
2007-10-07
以前バイトしていた関係から、パティシェの方の知り合いが何人かいます。昨日は、そのうちの方の一人のパティシェさんのお店にお邪魔してきました。
『patisserie TAKUMI (パティスリー タクミ)』 Tel:03−3469−3127 地図です。
今回出演する舞台のこと、俳優と言う仕事、生き方について、洋菓子業界のこと、お店に来てくれるお客さんの話など、話題が色々なことに及び、気が付いたら2時間近くが経っていました^^;
俺と匠さん(社長)の共通する感覚は、仕事が『お互いにモノ作り』であることと、『経営者』であること。俺の場合は経営者と言っても、フリー(個人事業)でやっているので、匠さんとはちょっと話が違いますが、それでも俳優としてどこかに雇用されているわけではないので経営者です。
何かを作り、それを沢山の方々に提供する。それを喜んでもらい、楽しんでもらう。根本の所が一緒なので業界は違ってもお互いの感じることや思いが良く分かる。
一方はケーキつくりの職人、一方は演じることの職人。自分の仕事、作るモノの品質にはこだわります。自分の仕事場の環境は自分でつくります。全てを自由に自分が決められるが、その分全ての責任が自分にある。
感覚や視点、考え方の合う人と話すのはすごく楽しいし、学ばせてもらえることも沢山ある。お店にお邪魔したのは、もう19:30を回っていたけど、俺と約2時間話しこんで、匠さんはまた仕事に戻っていきました。
俺はアツい人が好きです。どんな分野でも情熱のある人が。何と無く生きていたら、何と無くな人生になってしまうし、そこには俺は人間の魅力は感じない。
匠さんもアツイです。
ケーキもさすが、美味しかった。
俺はこう見えて(どう見えてるのかよく分かりませんが・・・^^;)、甘いものとブラックコーヒーの組み合わせが大好きです。匠さんのケーキは甘すぎず、品と遊び心のある仕上げで見た目も味も楽しませてくれます。

立ち稽古〜!
2007-10-05
「Eve」の本番まであと19日。実質稽古日は2週間ちょっと。今日から立ち稽古に入りました。しかし出演者の数が多いせいもあってか、全員が揃うのは中々難しい。
俺の場合は他にはスケジュールは入れてないので、稽古に集中出来る環境です。
今までの自分の枠を取り払い、新しい(次の)段階の自分の芝居を創るべく取り組んでいます。そのため、台本や役への関り方、読み方、セリフの覚え方、役へのアプローチ・・・、あらゆる面で新鮮な形での取り組み方をしています。自分なりのやり方です。
たぶん、仕事の進行速度はまだ速いとは言えない状態だと思うけど、それでも以前よりは明らかに自分にとって気持ちの良い進行具合で進んでいます。
俳優の仕事は自分自身を素材として使って架空のキャラクターを表現します。マニュアルがあって「〜と〜と〜をすれば良い」というものではありません。自分とキャラクター、感情、思考、言葉、身体、共演者、空間・・・など、様々なものとのバランスを取りながら進めていきます。
そして当然タイムリミット(最終のリハーサル→本番)がある。自分の都合だけで進めていいものではない。このタイムリミットに間に合わなければ、どんなに良い仕事が出来ても失格となる。
自分のイメージするキャラクター像のところまで、俳優は歩いてゆく。俺も本番に向けて一歩一歩、歩いてます。
独唱会
2007-10-03
俺がお世話になっている声の先生、内田先生の門下生の方々の独唱の発表会が10月14日の日曜日に2時からあるそうです。会場は山手ゲーテ座。入場は無料です。
こちらのホールは俺も行ったことはありませんが、もともとは明治時代に建てられた商業劇場で、当時西洋人による西洋演劇が見られる唯一の劇場だったそうです。しかし大正12年の関東大震災によって崩壊。その後昭和53年に現在の建物が建設されたそうです。
内田先生の門下生の独唱の会である『隆声会』、俺も是非聴きに行きたいのですが、生憎稽古があって、今回は残念ながらいけません。
どんな方が歌うのか、どんな曲が歌われるのか、どんな声が響くのか・・・。
次回は是非聞きに行きたいです。
興味のある方は、是非是非足を運んでみてください。
普段カラオケで歌うことには慣れている方も、もう一歩進んで『自分の声』と出会って自分を表現することに刺激されると思います。
すでに表現することを仕事にしている人には、表現やパフォーマンスの原点を見直す機会になるかも知れません。
俺も13日の土曜日には久々に内田先生にレッスンをお願いします。その日は稽古が休みのので^^v
今から楽しみだす。
事務所
2007-10-01
今日は公演の出演者数人とご飯を食べに行きました。そこでは色々な話題が出ましたが、当然のごとく『業界』の話にもなる。そうなると“事務所”の話にもなる。過去、現在の所属事務所のことや噂話などいろいろと・・・。
俺は今フリーです。事務所にも劇団にも籍は置いてない。『事務所に入らなくて大丈夫?仕事取れるの?』と心配してくれる人もいます。それは非常にありがたいです。
でも俺はこれまでの経験上、「事務所、事務所と騒ぐ必要は無い」と考えています。
事務所に入るだけなら、登録だとか預かりだとか色んな形もあり、一応の籍をどこかに置いてもらうならば、“下手な鉄砲数打ちゃあたる”でどこかしら見つかるものです。しかし問題は、どの事務所に入るのか?誰(マネージャーさん)に担当してもらうのかです。
事務所サイドは「今すぐお金になる俳優」か「金になる可能性のある新人」は積極的に売り込み、仕事を取ってこようとします。しかしそれ以外の俳優の場合は“資料だし”です。オーディションもとりあえず“資料だし”で、引っかかればOKです。
結局のところ、商品である俳優が魅力的であると思えば売ろうとするし、そうでなければ飼い殺しになる。
事務所サイドが抱えるタレントや俳優を選ぶのと同じように、こちらも自分のスケジュールやキャリアを一緒に創る事務所をしっかりとした目で選ぶことが大切だ。
もし「一緒にやりたい」と思えるマネージャーさんや事務所に出会えて、双方がビジネスが出来ると思えたら嬉しいし、その時はそこに所属することにもなるだろう。その出会いが無ければ、まだその時期ではないと言うことなのかもしれない。
必要なことは自分で自分を磨き上げ、常に舞台やカメラの前に立つこと。出来る範囲でも良いから自分の出る場や幅を広げること。そしてなにより一つ一つの仕事に全力を尽くして、常に自分の出せるベストのクオリティを提供することだと思う。
そうすれば必ずどこかに自分の望む出会いも生まれるはず。





