何を得るのか

 2007-08-29
『モノ』『食べ物』『場所・空間』『経験』・・・、人がお金を払って(払わなくても)得るものや手にするものは沢山ある。
しかしそれらの本当の価値をみんな本当に知っているだろうか?単に味覚のことだけでなく、色んな感覚や経験を味わっているのだろうか?

俺は中々そうは思えない。
お金を払えば、わがままが通ると思っている人がいる。美味しいものを食べることが出来ても、味に鈍感だったり、マナーのなってない人。どこへ行っても楽しめないで文句ばっかり言う人。

お金を払って(払わなくても)何かを得る、または行動したりするというのは、その『何か』が欲しいからのはず。
しかしその『何か』の上っ面だけをみて飛びつくのか、その本当の価値を知り求めるのかは、意味が全く違う。
これはそのまま人間や人生の奥行きや深みを観ること感じることにも繋がると思う。それは結局豊かな人生を創っていくのに絶対必要なことだと思う。

と、こんな感じのことを最近はよく思ってます。

急展開な数日

 2007-08-29
この数日で急展開なことがありました。
ある事情から11月に出演予定だった舞台がバラシ(公演中止)となりました。
そしてその数日後に10月下旬の別の舞台への出演が決まりました。
詳しい経緯はここでは書けないのですが。


公演情報等はまた後日アップします。

OF MICE AND MEN

 2007-08-24
『OF MICE AND MEN』 John Steinbeck
邦題:ハツカネズミと人間  ジョン・スタインベック作

大分前に古本屋で50円で売っていたのを見つけて買い、長い間買ったことを忘れていたのですが、やっと読みました。
1937年に書かれた古い本で、訳も田舎丸出しの古い日本語ですが、面白いです。

農場を渡り歩く、小柄で頭の切れるジョージと頭の弱い大男のレニー。この二人の男の切ない物語。

この作品は映画(出演:ゲーリー・シニーズ、ジョン・マルコヴィッチ ほか)にもなっており、それは観たことがあったので話自体は知っていました。映画は映画で非常に良いんです。だからこそ古本屋で見つけた本も買ったし。しかし原作を読んでみるとやはり素晴らしい。
素朴でありながら個性豊かで生き生きと描かれている登場人物。そして彼らの目の前にある現実。そしって結末の悲劇。
俺はこの作品、大好きですね〜。

この作品、昔(1939年)既に映画になっており、その古いほうの作品には大好きな俳優バージェス・メレディス(ロッキー・シリーズのミッキー役)が出ています。こっちはまだ観られてないのですが、バージェス・メレディスの若い時代がどんなだったのか、凄く楽しみ。

とりあえず本でも映画でもこの作品はオススメです。
ちなみに作者のスタインベックさん、これまた俺の大好きな映画『エデンの東』の作者さんでもありました。

せっかく着るんだから・・・

 2007-08-18
今日は二子玉川の花火大会がありました。近所の成城学園前駅には、会場に向かう人たちが沢山いました。
この時期、花火大会となると浴衣姿の方たちを沢山見かけますが、毎年思うことは、『せっかく浴衣を着るんだったらもっとちゃんと着て欲しい』という事。
駅や街の中で見かける浴衣姿の人の中には(特に若い人)、「何でそんな着付けなの?」という人を多々見かけます。男女問わず。
浴衣は花火と一緒に夏の風物詩になっているとも思いますが、せっかく着るならカッコ良く着たらいいのにと思います。着物の合わせ、襟元、帯の締め方や位置、裾・・・、ど〜うしても、目につく。気になる。

もちろん普段着ないものだから、上手く着付け出来なかったり、着崩れても直せなかったりするのはわかる。でも普段着ないものだからこそ、ビシッとカッコ良く着るべきだと思う。
洋服だって、「だだ着ればいい」ってモノではないはず。何を着るか、どう着るか、カッコ良いか悪いかがある。
着物、浴衣だって一緒。

もう一つ見逃せないのは、姿勢と歩き方と立ち居振舞い。これが非常にカッコ悪い人のなんと多いことか。洋服の時はあまり気にならなくても、和服となると姿勢の悪さは非常に目立つ。背中が曲がっていてダラダラと歩く姿は自分の印象も悪くする。
結局、「浴衣を着ているだけで着れず、歩き方も知らない人」という事になる。日本の文化である『粋』をごく身近に感じるとても良い機会であるはずなのに、それを感じることもなくなってしまう。

普段なかなか触れない、しかし身近なものでもあるはずの日本の文化を、もっと大事にして欲しいと思う。

読み&顔合わせ

 2007-08-18
今日は11月に上演される舞台の「読み合わせ&顔合わせ」がありました。

公演の詳細はまた後日アップしますが、とりあえず本番に向けて着実に動き出しております^^v
今回が初舞台の女の子もいれば、大先輩の女優さんもいらっしゃる今回のキャスティング。稽古がどんな具合に進んでいくのか、どんな雰囲気になっていくのか・・・いや〜、楽しみ^^。

本読みもその合い間の雑談も、嫌な緊張感は全然無く、かといって別に“なあなあ”では無い空気。4月の「ウェルカム・ホーム」出演以来、久々の舞台ということもあり、本を読んでても雑談してても身体が喜んでいるかのように何だかワクワクしたものが自分の中に沸いてきていました。
やはり、俳優にとって「芝居を作る、作品を作る“現場にいること”」は喜びです^o^
そしてこの喜びは、その先にある「お客さんと空間を共有し、共感する」喜びに繋がっていく。

やっぱり笑顔で

 2007-08-10
ついに、「ブログ、毎日チェックしてるのに最近あんまり更新してないから面白くない〜。」と言われてしまいました・・・^^;

今日は午前中に飯田橋の警視庁遺失物センターへ行きました。
一ヵ月ほど前に、自宅近くの駅に忘れ物をし、忘れ物をしたことも忘れ、忘れ物を取りに行くのも忘れて気が付いたら一ヶ月が過ぎていました。
モノはユニクロで買った1,000円のショートパンツ。未使用。黒。
多分もっと高い物だったら、すぐにでも忘れた駅で確認して取り戻したと思うけど・・・。

遺失物センターには初めて行きましたが色んな人がいて、出入りも結構頻繁でした。
職員として働いている方々はもちろん警察官の方々。
でも顔はちょっと疲れ気味の方もいて、色んなことを想像させてくれました。
暑さでバテ気味?仕事の疲れ?同じ日常の繰り返しによる嫌気?それとももっと他の何かがあるのか・・・?
もちろん疲れた方ばかりではなく、充実してると見える方もいますが、面白いのは人の状態も気持ちも目や態度、言葉にはっきり出ること。そしてそれによってそれを受け取る人の態度や応対も変わる事。
人間、無愛想にされるとこちらも無愛想になる。笑顔を見せられるとこちらも笑顔がこぼれる。
逆に言えば、こちらが笑顔で人に接すれば、相手も笑顔で答えてくれる。
まあ、たまに機械的で冷たい笑顔の人もいますが。
でもほとんどの場合、笑顔があるか無いかでコミュニケーションが変わる。あれば良い方へ、無ければそうではない方へと。

やっぱり人間の身体は、自分で思っているよりも正直です。

それにしても職員の方々、仕事の大半が書類の処理のように見えました。
いや〜、お疲れ様です。

今ごろ・・・ですが。

 2007-08-02
月曜日に見てきた舞台のことを書こうと思います。
何故今ごろになって書くのかというと、この2,3日はパソコンの前に座るものの、キーボードを打っているうちに眠気に襲われ、気が付いたら時間だけが過ぎていて文章は全くはかどらず・・・という状態だったからです^^;

海流座(米倉斉加年さんの立ち上げた劇団)の第1回公演でした。演目は、
「二十二夜待ち:木下順二作」「父帰る:菊池寛作」
の二部構成で、どちらも演出は米倉さん自身によるものでした。

チラシにも素敵な言葉がありまして、米倉さんの言葉と思われますが、

「舞台の完成は観客の目によって仕上がります。いい芝居はいい観客が創り上げる。私は本当の観手を求めて旅に出る」

舞台、劇場・・・そこは創り手と観客とが一つになる空間であり、また、そうでなければ作品を上演する意味も観客として劇場に足を運ぶ意味も無いと思います。

「米倉さんは、師である故宇野重吉さんのように、地方の公民館など全国を旅回りするのでしょう。(M2さん談)」
俺としては、日本人として大切なもの、今は忘れられてしまった日本人の心というものを思い出させよう、取り戻してもらおうとしているのではないかとも思えます。
人間として生きる上で大切なものというのは、国境も人種も関係ないと思いますが、しかしながらそれぞれの国や人種の特色というのはあると思います。
今の日本にはそれを訴えるものがもっとあってしかるべきだと思います。
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