自分の声
2007-06-28
俳優にとって声は非常に大切な要素。声楽家の内田隆幸先生を訪ねてレッスンをしていただきました^^v
内田先生のHPです。
先生は駅までわざわざ車で迎えに来てくださりました。
車の中では俺はちょっと緊張気味でしたが、先生の声は普段の話し声から聞いているこちらの中に自然にスーッと入ってくるように感じます。
先生の自宅に着くとまず『声のこと』を非常に分かりやすく説明してくださいました。「声、言語の歴史と文化」「姿勢」「呼吸」「発声」「欧米人と東洋人の違い」等々。事前に先生の著書「人生を豊かにする声の変え方」を読んでいたとは言え、ご本人の口から直接お話を聞けたのは何よりでした。
実際にレッスンに入り、声を出してみると、・・・驚きの連続でした。
『これが自分の声?』
姿勢は慣れていない分(別におかしな姿勢でいるわけではないです、念のため^^)、キープするのに力も使いますが、喉、声帯には全く余計な力みがなく、凄く自分にとって気持ちの良い声が出ます。声帯が無理なく心地よく震えて、その振動が体中に響いて、何かエネルギーが身体の中を駆け巡る感じもする。
声を出しているうちに、全身から汗も湧き出すように出てきます。心地良い汗が^^。
姿勢を全く崩さずに立って、声を出すのに力を入れるのはお腹だけ。身体中が内側から活性化し「細胞が動いている」感じでした。
誰でも新しいものと出会うとワクワクすると思いますが、それが「自分の本当の声」だったらどうでしょう?
レッスン中、俺は楽しくて仕方ありませんでした。
『身体は楽器である』という事を、はじめて実感しました。
俺自身、声一つでこんなに自分が変わるものかとビックリしました。『人生を豊かにする〜』という、まさにその言葉通りでした。
内田先生に感謝です。
今日はまだ1回目。また次回が楽しみです。
なお、テンションが上がったその足で今日はオーディション1件応募してきました。
『天国と地獄』
2007-06-25
小樽ジャーナルさんの記事やスポーツ新聞各紙でも取り上げられていましたが、故黒澤明監督の代表作『天国と地獄』がテレビ朝日のスペシャルドラマとしてリメイクされるとのこと。映画の舞台はオリジナルの横浜から、俺の故郷の小樽になる。
三船敏郎さんが演じた権藤役を佐藤浩市さんが演じるのをはじめ、鈴木京香さん、阿部寛さんらが出演される。
このニュース、俺にとっては非常に複雑だ。
俺の生まれ育った小樽の街が、作品の舞台となることは凄く嬉しい^^
実際、街の雰囲気としては同じ港街の横浜と似たところもあるし、小樽は「坂の町」と言われ、海側と山側の高低差もかなりある。『街を見下ろす』『高台にある豪邸を見上げる』という画を作るのにも適していると思う。
沢山の人が街を絵画や写真にして切り抜き、作品としてくれていることからも、単純に風景としても魅力はあると思う。
しかし、悔しいのは、俺も出演したかったこと。せっかく自分の地元で撮られる作品なのに、ネットや新聞にその情報が出るまで俺は知らなかった。もう既に撮影は10日を過ぎて小樽でのロケも終盤に入るところ。
山崎勉さんの演じた犯人役は誰が演じるのか?あの役は俳優としては非常に魅力的な役。成功者、金持ちに憎悪を抱き、身代金目的の誘拐事件を引き起こす。冷徹で頭が切れる。そして内側には激しい感情が渦巻いている。行き場を求めていた社会、成功者への怒りや憎しみ、屈折した思いを山崎さんは見事に表現されていた。
ん〜、俺が演じたかった!
俺の想いも行き場を求めています^^;
オンエアは今秋とのことで、どんな仕上がりになるのか楽しみですが、もう一度黒澤監督のオリジナル「天国と地獄」を観てみなければ。
日々が楽しく・・・
2007-06-23
しばらくの間、もう何年も、映画や舞台をを観ることも、音楽を聴くことも、本を読むことも、絵を見ることも・・・半分以上「成長の為、勉強の為」と考えてしまいすぎていた為に、それをほとんど義務か何かのように感じながら観たり聴いたりしていた。本来は自分の好きなものであったはずが、いつの間にか「やらなければいけない」感が強くなりすぎると、どうも本来の自分のあり方や芸術や作品との関わり方に違和感が出てくる。
「何かおかしい」と。
しかしそんな自分にやっと気付いて方向転換すると、面白いことが次々と起こる。
見えなかったものが見え始めたり、意外な人とつながりが出来たりと。
まるで行き場を見つけられずに自分の中で渦巻いていた何かが一気にはじけて自由になったように。
目に入るもの、耳に入るもの、触れるもの・・・全てが新鮮に身体に入る。
そしてそれによっていつも追いかけているものにも今までとは違った観方、捉え方が生まれてくる。
自分にとって「演じる」とは何か?「俳優の仕事」とは何なのか?「アーティスト」とは何なのか?
自分のしたい仕事、表現したいものは何か?
今俺の中にあるのは、「リアリティーがあること」「自然であること」は前提として、「しっかりとした重みを持って、そして軽やかに」キャラクターとその人生、メッセージを表現したい、観てくれる人に伝えて共感したいというのが一番近い。
何しろ「学ぶ」「自分のものにする」のが楽しいです。
ARCADIA
2007-06-17
ブログの記事などから、何と無くおわかりの方も居たかも分かりませんが・・・、俺はこの度、長年師匠と仰いできたダンさんの下を離れることにしました。『一流、本物』を目指して修行を続けてはいましたが、このあたりで『一人で歩くべきだ』と感じたのです。
ある期間、一つの場所で学んだら、そこから飛び出して自分の仕事をするべきだと思うんです。
ポジティブなこと、ネガティブなこと、色々とあります。
俺はこのタイミングでSLAを離れることを決めました。
ダンさんには本当に沢山のことを教わりました。
メンバーとの思いでも本当に沢山あります。今思い返すと一つ一つがはっきりとよみがえります。
今までSLAの芝居で出会ったお客さんや関係者、全ての方々に心から感謝しています。
そしてその全てがあるから今の自分があるのだと思えます。
これからは、色んな人と出会い、色んな俳優さんと芝居をし、色んな作品に出会い、自分を磨いていきたい。
自分のやり方で、『本物の俳優、一流の仕事』を創っていきます。
それからそれに伴ってブログのタイトルも『ARCADIA』に改めます。
〜Linkしてくださっている皆様にはお手数ですがタイトル表記の変更をしていただければ幸です。〜
『ARCADIA』
俺の持っている辞書には、<理想郷>との訳がありました。
自分のARCADIAへの道として、その準備の為に綴ったのがこれまでのブログ『to ARCADIA』。これからはそのARCADIAを一つ一つ自分の手で作っていきます。だから「to」を抜きました。
以前の記事は、カテゴリに「to arcadia」としてまとめました。
これからは新たに一から創っていきます。
今現在は、何が決まっているという訳でない無いですが、出演情報など決まり次第書いていきますので、楽しみにしていただければありがたいです。
フリーになって、先のことがまだ何も決まってない状態ですが、俺にとってはむしろモチベーションが掻き立てられる。新たな情熱とこれから何が起こるかというワクワクな期待で一杯です。不安が無いわけではありませんが、そんなものは気にならない。何でも来いという感じです。
まずは、間もなく本番を迎えるSLAのみんなの舞台、『あしたは晴れますか?』の成功を祈って・・・
BREAK THE LEG!
カテゴリ『to ARCADIA』について
2007-06-13
こちらのカテゴリ『to ARCADIA』は、2007年6月初旬までのSLA(劇団)在籍時の記事です。観方
2007-06-12
昨日は友達である市橋朝子ちゃんの出演している、タテヨコ企画の『ムラムラギッチョンチョン』を観てきました。一時は身体の調子が良くなかったこともあり、思うように役者活動の出来なかった時期もあったのですが、それも今は落ち着いているようで、コンスタントに劇団の公演やその他に出演してます。彼女が元気に舞台に立って芝居してるのをみると何だかそれだけで嬉しくなります。
身体は小柄ながら、インパクトの強いキャラと独特のリズム感と動きを持っている面白い役者です^^。
俺はつい最近まで舞台や映画を観るに当たって、『あら捜し』的な見方が強かったように思います。今そこにあるもの、作品、芝居をちゃんと見る前に『信じられる芝居かどうか』『感情は本物か』『ストーリーとしておかしいところは無いか』という姿勢で観てしまっていたように思う。
昨日はフラットな姿勢で、素直な気持ちで舞台を観れた。
そしてそのこと自体も嬉しかった。
良い部分も悪い部分も『見える』のと『わざわざ探して見る』のとは違う。
自分自身の仕事に対するこだわりや価値観から『見えるもの』がある。
だけど、『あら捜し』的な見方では、目の前にあるものを否定する気で居るのが前提になる。それではちゃんと観ることも聞くことも感じることも出来ない。
“自分”が常に先入観なくしてモノを観る、聞く、感じること。そして素直に表現することが出来ているか、伝えられているかチェックする必要があると感じます。
ジョギング、ジョギング
2007-06-06
3月に腰を、4月には膝を痛めてから中々思うように身体を動かせずに居ましたが、やっと軽くジョギングくらいは出来るようになってきました。5月中は腰と膝に負担がかからないようにプールで泳いだりウォーキングしたりしてましたが、そろそろジョギングも並行していけそうです。
走るのはやっぱり朝が気持ち良いです。人もまばらだし。
清々しい空気の中を、ゆっくりでも、五感を洗うように走る。
特にほんの少しの距離でも目をつぶって歩いたり走ったりしてみると、普段とは全く違う感覚がある。
視覚からの情報が遮断されると、それ以外の感覚を意識して使い出す。そうすると普段から慣れた場所でも、感じ方が全く違うんですよね。
普段は耳には入ってきてても気にもしてなかった『音』。
『臭い』も花、木、川、土、朝ご飯の臭い・・・沢山のものがある。空気の味も違う。自分の居る地面の感覚、土の上かコンクリートの上か、靴をはいてても分かる。
もちろん目をつぶって歩いたり走るのは怖い。だけど、普段感じてなかった感覚を改めて感じることで、また別の感情も生まれる。そしてそれをよく味わう。
ジョギング中のちょっとした遊びでした。
でも人ごみや車道は危ないので気をつけて・・・。
親父の言葉
2007-06-03
昔、親父に言われた言葉がありまして、時たま思い出すんですが・・・親父『ケンカに必ず勝つ方法分かるか?』
俺 『知らない。何?』
親父『勝つまでやるんだよ』
俺 『そうか』
まだ俺が小学生の頃の会話でした。その当時は「そりゃ、勝つまでやれば勝つだろうけど・・・」と思い、「なんだよ」と思っていた言葉でもあるけど、以来ずっと俺の中で折に触れて思い返される言葉でした。
親父は俺の何を見てそんなことを言ったのか?もしかしたら大して深い意味も無く言ったことなのかも知れないけど・・・。
俺自身、特にケンカが好きなわけでも得意なわけでもなかった。
『強くありたい』と思ってはいても、殴ったり殴られたり、傷つけたり傷つけられたりするのはやっぱり怖かった。
しかし俺の中に親父の『勝つまでやる』というこの言葉はずっと生きている。
何故かは分からなくても折に触れて思い返されてきた。
自分自身の人生観や柱とも言うべきものを見直す上で必ず思い返される。
今回はスタッフで・・・
2007-06-02
なかなかブログが更新できずにいました。いろいろとありまして。
今準備中の、
SLA 10th SHOW 『あしたは晴れますか?』
今回はスタッフとしての参加になりました。
いつも観に来てくれてる皆さん、楽しみにしてくれてた皆さんには、申し訳ありません。
時期が来たらちゃんと記事にしたいと思います。








